手締めについて | |
手締め | 手締め(てじめ)とは、日本の風習の一つで、物事が無事に終わったことを祝って、その関係者が、掛け声とともにリズムを合わせて打つ手拍子。手打ちともいう。祭りや冠婚葬祭などの式典、商談や株主総会などの終わりに行われる。 |
大きく分けて江戸締めと大阪締めに分けられる。 | |
江戸締め |
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「一本締め」と混同されるが、一丁締めは略式の手締めである。 | |
「お手を拝借」 | |
「イヨーオ」 タン | |
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大阪締め |
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博多手一本 |
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「よー」 シャン シャン | |
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「祝うて三度」 シャシャン シャン | |
廿日市締め | 古老のお話を伺う会で、廿日市にも「廿日市締め」があったという。 |
今後の継承のため、ここに記録しておきます。 | |
● 廿日市締め - 『祝うてせーの』は「いおーてせーの」と発音。 | |
「祝うてせーの」 パチ パチ (拍手) | |
「もひとつせーの」 パチ パチ (拍手) | |
「本決まりの」 パチ パチ (拍手) | |
「おめでとうございますー」パチパチパチ(拍手) | |
ところで、中世鎌倉以降二十日の市が廿日市で開かれるようになり、遠く博多・堺の商人が来ていたことから、これら商人から、商い成立の都度、手締めがなされ、それらがいつの日か合体した形で、伝承されて来たのではないかと推測されます。 |