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草双紙(くさぞうし)
江戸中期から明治の初めにかけて作られた挿絵主体の仮名書きの読み物。子供向けの絵解き本 |
に始まり、次第に大人向きのものになり、浄瑠璃の素材や遊里に題材を取り、洒落・滑稽を交えるも |
のが出た。のち教訓物・敵討物が流行した。絵双紙。表紙の色や装丁によって、赤本・黒本・青本・ |
黄表紙・合巻(ごうかん)などに区別されるが、特に合巻のみをさす場合がある。 |
草双紙は小さな文字の羅列で非常に読みにくい。 |
しかし、寺小屋では読み書きを習った子供たちに広く人気のあった、現在の漫画雑誌であるという。 |
今回は、草双紙の解読に挑戦。 |
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この 草双紙のことで芝神明前 大手草紙問屋 甘泉堂 和泉屋市兵衛の出版とあり、市兵衛の名をどこかで 見たことを思い出し、調べたところ、「江戸の食文化」の「江戸流行 料理通大全」の二巻(三・四編)の巻末に書林 江戸 芝神明前 和泉市兵衛の名が左端にあった。