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諸事入門 |
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お盆とは
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神事 |
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正しくは「盂蘭盆会(うらぼんえ)」のことで、略してお盆という。 |
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仏事 |
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釈尊の弟子の一人、目連尊者という人が、神通力で亡き母の姿を見たところ、母親は、 |
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二十四節気 |
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餓鬼道に落ちて苦しんでいた。 何とかして救いたいと釈尊に尋ねると、「七月十五日 |
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旧暦の季節/月の異称 |
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に、過去七世の亡き先祖や父母たちのために、御馳走を作り、僧侶たちに与え、その |
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部首 |
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飲食をもって、供養するように」と教えてくれました。教えの通りにすると、目連の母親 |
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ことばの意味 |
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は餓鬼道の苦をのがれ、無事成仏することができたそうです。 |
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平家物語の冒頭 |
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注) 盂蘭盆(うらぼん)は 「さかさまに吊り下げられ根ほどの苦しみ」ということ |
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三の日本の文化 |
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SunskritのUiiambana(ウランバナ)の音写 |
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七草 |
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注) Sunskrit(サンスクリット)は紀元前四世紀にバー二二の文典により完成した |
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枕草子の冒頭 |
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インド・ヨーロッパ語族のインド語派に属する古代語。梵語 |
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お盆の時期 |
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毎年、七月十五日を中心に、十三日を迎え盆、十六日を送り盆といい、十三日から |
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十六日までの四日間をお盆の期間とされる。ただし、旧暦の七月十五日や、月遅れ |
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の八月十五日を中心にお盆をつとめるところもある。 |
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当廿日市市は八月の月遅れ盆。 |
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迎え火・送り火 |
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お盆には、先祖や亡くなった人たちの精霊(しょうりょう)が灯かりを頼りに帰ってくる |
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といわれ、十三日の夕刻に、仏壇や精霊棚(しょうりょうだな)の前に盆提灯(ぼんち |
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ょうちん)や盆灯籠(ぼんとうろう)を灯し、庭先や門口で迎え火として麻幹(おがら) |
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をた焚きます。それが「迎え火」です |
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十四日、十五日は、精霊は家にとどまり、十六日の夜、家を去り、帰ってゆきます。 |
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この時には、迎え火と同じところに、今度は送り火をたき、帰り道を照らして霊を送り |
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出します。これを、「送り火」といいます。 |
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新盆(にいぼん)の迎え方 |
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四十九日の忌明けの後、初めて迎えるお盆を、新盆とか初盆という。 |
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新盆の時は、葬儀の時世話になった人や、親戚・知人・近親者を招き、僧侶を迎え |
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て、読経してもらい読経のあとは、仏への供養の意味で、参会者全員で食事 |
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をする慣わしが多い。 |
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お彼岸とは |
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梵語の「波羅蜜多」の訳で、彼岸に到るという意味です。 |
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迷いに満ちあふれたこの世、此岸(しがん)から、悟りをえた世界彼岸(ひがん)へ |
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到ることを願って、行いを慎む期間とされていました。彼岸へ到達するために常日
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ごろ、忙しさに追われ、自分自身の仏心を見つめることのできない人々が、春と秋 |
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の七日間、善事を行い先祖への報恩感謝を表わします。この七日間の法会のこと |
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を彼岸会といい、お彼岸と略していう。 |
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お彼岸の時期 |
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お彼岸は、春三月の春分の日、秋九月の秋分の日をそれぞれ中心として、その前 |
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後三日間を合わせた一週間を、春のお彼岸、秋のお彼岸と呼ぶ。 |
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最初の日を、彼岸の入り、まん中の春分の日・秋分の日を、中日、そして、最後の |
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日を、彼岸明けという。 |
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中陰供養 |
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人の死後四十九日の間を仏教では中陰の期間といって、六道輪廻の間をさまよう |
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期間とされt。この期間に行なう法要を中陰供養ともいう。 |
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『梵網経』には、例え生前中に、悪行を重ねた人でも、遺族が七日毎に追善供養 |
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をすれば死者もその功徳を受けるとあり、四十九日目は、審判で死者の運命が |
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決まるとされており、満中陰といわれている。 |
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忌日法要 |
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命日(めいにち)とは、ある人が死んだ日をいう。忌日(きにち)ともいう。 |
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法律用語では死亡年月日または没年月日という。 |
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亡くなった命日から数えて七日目ごとに行う。 |
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亡くなられた同月同日の命日を「祥月命日(しょうつきめいにち)」といい、 |
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亡くなられた日と同じ月毎の命日を「月命日(つきめいにち)」、「月忌(がっき)」という。 |
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初七日(しょなぬか) ・・・命日より七日目 |
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二七日(ふたなぬか)・・・・
十四日目 |
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三七日(みなぬか) ・・・・
二十一日目 |
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四七日(よなぬか)・・・・・・
二十八日目 |
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月忌(がっき)・・・・・・・・・・ 1ヶ月目
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五七日(いつなぬか)・・・・・三十五日目 |
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六七日(むなぬか)・・・・・・
四十二日目 |
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七七日(なぬなぬか) ・・・・四十九日目 |
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新盆(しんぼん)・・・・・・・・
七七日法要後 |
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百か日(ひゃっかにち)・・・百日目 |
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年忌法要 |
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百か日法要の後は一周忌からの年忌法要となる。 |
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年忌法要は |
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亡くなられた翌年の祥月命日に一周忌(いっしゅうき)の法要を営み、その翌年に |
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三回忌(亡くなった年を入れて三年目の法要)を行う。 |
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六年目に七回忌(しちかいき)
十二年目に十三回忌 |
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十六年目に十七回忌 二十二年目に二十三回忌 |
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二十六年目に二十七回忌 三十二年目に三十三回忌 |
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三十六年目に三十七回忌 四十九年目に五十回忌 |
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九十九年目に百回忌 |
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一般的には三十三回忌までで切り上げることが多い。 |
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100回忌以降は、50年毎に行っていた。近年では、31回忌、33回忌または50回忌 |
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をもって「弔い上げ」(戒名を過去帳に移し、お骨を土に返す)とするのが一般的に |
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なって来た。 |
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